やっと病院へ

2017年3月21日 日常
「本当におひさしぶりです」
受付の本当に普通のおばちゃん風の女性は

私のカルテ番号を後ろから医師に聞かれて
突然言ってのけた
びっくりした。
紙なのでよれよれになっている診察券を持ってはきたが
わたしでさえ番号なんかわからない
「H25年からですから3年ぶりですね」

すごい。
私の顔を見たら突然番号が飛び出てきたとその女性は笑った。

精神科の受付とは思えない本当に世間話を普通にケラケラする
おばちゃん。
もう引退してるかもと思っていたがいらっしゃった。

時々居たもう一人の若めの人は
もう少しだけ控えめで 精神科の受付だから
気を使ってるな~と思うことがよくあった。
でもこの女性も結構元気な感じ
もう駄目だと電話した時に電話口に出たのはこっちの女性

「わ~お久しぶりです!お元気ですか?」って聞いた人

元気じゃないから勇気を振り絞って電話したんだってば(笑)

本当は恐怖感が消えなくて怖くて怖くて一瞬眠っても飛び起きるから
病院へ予約の電話をしたんだが
予約がなかなか取れなくて
延びて延びて・・・ってしてる間に

自力で乗り越えてしまった。

今は怖くない。
うとうとした瞬間に恐怖で飛び起きることもない。

どうしたらいいのかわからなくて
予約したはずが

3年間の出来事をいっぱい喋ってきました。

通院している時も娘のことが多かったのですが
無事に大学も卒業して就職も決まって社会に送り出せそうなので
そのことについて
かなりの時間振り返ってお話した。

で、なんのご相談ですかね?って話になって

不安感と恐怖感と怖くて寝ることができなくて
でもね、先生が急用が入って二日ずれるってことになったお電話を
いただいた時に もう大丈夫だからキャンセルしようかと思ったんです
っていうと

ひとしきり謝って
本当にきついときに対応できなくてごめんなさい
って
でも自分で乗り越える力があるんですねって

それは不明
なんで乗り越えたのかきっかけもわからない
まあ 不安のスタートの引き金も分からないから
いいのかな?

娘の就職先も周りの目を気にせずに
「良かったと思います」
「500人を超えたところから何回筆記試験を受けて何回面接をして突破して~」
「~方面へ行くのは(娘には)力があるのにもったいないとおもっていたので」

なんて本音を言えるところがないからね
事実だけど自慢に聞こえるから外で誰にも言えないコト
娘は自分の大学を底のようにけなすけれど
それは高校の同級生がトップクラスに普通に入るからで

私は世間一般には十分なところだと思ってるけどそんなことも言えないし

結婚も自分の人生の通過点の一つとして普通に考えているようだし
それに私も安心したけど
そのことも日常では言葉にできないコト

結婚していない人がたくさんいるし
結婚しなくてもいいじゃんって思ってる人の前では言えない
40の娘が結婚していない人の前でも言えない

だから黙ってしまう

自分のシンプルな感情さえ外に出すことができない

安心してなんでもない話ができるだけでも
精神科は私にとってとっても価値のある場所

変な夢の話もした。
じょろで水をかけて気絶している男性にとどめをさして殺そうとしている話。
自分はその役目から降りたいけど
みんなが嫌がるだろうから私がするんだけど
本当はしたくない

この葛藤
めっちゃ現実世界である~~~~。

またしばらく頑張ろう。
何かあったらまた予約しよう。
3年後とか?

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