18歳以上への支援

児童福祉の範囲って18歳までなんですよね。
養護施設を出て大学生や専門学校へ行くのって大変だと思います。
資金面だけでなく精神面でも大変だと思います。

両親そろった家庭でも進学するのは資金面は大変な問題だから
養護施設で育った子供たちが進学するのはもっと大変。
大学より専門学校なんかのほうが資金面では高額な場合もあるし。

朝日新聞にシェアハウスのオープンが載っていました。
養護施設を出てから進学した女子学生のための住処。
私が知らないだけで
施設ではない、シェアハウスみたいなものも既にあるものだと
思っていましたが「初」って書いてありました。

少し自立して、でも相談したいときには誰かが居るような
やっぱりこの人たち専属の人が欲しいですよね。
卒業した施設のスタッフにも相談とかはできるでしょうが
少し違う。遠慮してしまう。自分たち専用の人ではないから。

ここには常に一人ハウスにいらっしゃるらしい。
施設長などを引退した高齢の方のようでしたが女性のスタッフが常駐。
自分の部屋があって自分一人の生活もあって、
でもリビングに来たらその方が居る。
ごはんも一緒に食べられる。なんでもない日常のお話もできる。

良い距離感。

仕事を引退後にこんなボランティアができればいいな。
あ、料理が上手な方がいいな。
家事もいろいろとできる人が良いな。
なんとなく子どもたちがおばあちゃんのしていたことを見て覚えるような。

両親がそろっていたって家庭環境が良いとは限らない。
いまだに母親からの暴言に傷ついて
ボロボロになってる私みたいな人が居るのだから。

父のおかげで
最低限のお金は困りませんでした。
進学もできました。派手な結婚式もしました。
でも
家庭内で幸せだったかというと
「はい」とは言えません。

施設で育った子どもたちが不幸とは決まってません。
幸せだったかと聞かれて「はい」と言える大人になってもらいたい。

もっとこんなシェアハウスが全国に広がるといいな。
そして、私もお手伝いできるといいな。

希望と夢を持っている自立した18歳に支援が広がりますように。