その後

『JRで自殺か2万8000人に影響』
　12日午後5時ごろ、高校生(15)がホーム東端の柵を乗り越えて線路内に入り、同駅を通過する新快速にはねられて死亡した。署は状況などから、自殺とみて調べている。　
　新快速は約40分後に運転を再開したが、後続の網干行き普通電車が運休、上下線計21本が部分運休し、新快速を含む同計24本が最高で43分遅れ、約2万8000人に影響が出た。
（京都新聞） - 6月12日23時9分更新

死後の影響を考えろと言うのは無理なのかもしれないが、これから死を・・・と考えている人に、どれだけ迷惑をかけるか考えてほしいと思う。同じように常に死を考えつつ頑張っている仲間として・・・。

なるべく迷惑をかけずに死を選ぶということはとても難しいです。
以前、自殺現場のインタビューで、考え付くだけの策を講じても飛び降り自殺が絶えないマンションの住人が「死体を目撃する子供たちや地域の人（新聞配達人や散歩中の人など・・・）のことを考えてくれ」と言っていました。
本当に度々、第一発見者になったり、高層マンションから飛び降りた死体を通学途中で見たりすれば、それだけで気が変になりそうです。影響は計り知れないように思います。
そのマンションは大きな病院の近くなので、その影響もあるようでした。病院の関係者も飛び降りのニュースが耳に入るたび現場に出向いて患者かと確認に行くのが習慣になってしまったと言ってました。

死んだ後を考える余裕がないのは十分わかります。
でも、無関係な人への影響を少し考えてください。そして、そのことが死を思いとどまるひとつの要因になればそれはそれで意味のあることだと思います。

死を選ぶほど辛かったのだと思います。他に道がないと思ったのだと思います。でも少しだけ想像してください。