歩きだす夏

2006年5月27日 読書
〔岡本 順 2004/06 〕いきなり子供に読まされた。

小学校高学年課題図書になっていたらしい(昨年?)両親が離婚して母の元で生活している一人娘の視点で書かれている。

子供の部屋に行って、続きもののマンガの最新刊をネットで買ってやろうかと思い、今何巻まで持っているのかと子供の部屋の本棚に見に行ったら・・・「本?これ、つまらないよ。でもなんか、30分ぐらいで読めた」と渡された。

今日は運動会で陽に焼けたので夕方眠くなって横になろうかと2階に上がったらこんな本読まされて目が開かないほど眠かったのに起きてしまった。

私の悪い癖だが深読みしてしまって・・・。子供はこれを読んで何を考えたんだろうかと・・・。同じような境遇で、離婚後に亡くなった父親に対してどう思っただろうか?この物語の中の離婚を決意した母親に対してうちの子供はどう思っただろうか?私の今の境遇をどう思っているのだろうか?

やっぱり何かに八つ当たりしたい気持ちになることが有るのかな?

離婚だけでなく、他の問題もそうだけど・・・。

誰に対しても相手に向かって「あなたの気持ちも判るけど、現時点で私ではどうにもならないと言う事実を我慢できない」と思うのは自然なことなんでしょうね。

ただそれを乗り越える事が出来るのは精神年齢がいくつぐらいなんでしょう・・・。この物語の子供も小学生の高学年です。

今、私の子供も大事な年齢に差し掛かっている気がします。私が力不足で理解不足でもしかして方向が間違っていても、丁寧に誠実に対応したいと思います。

子供より少しだけ早く、自分を肯定できるようになっていて良かった。肯定できる力が付いたのは薬のおかげかもしれないけれど薬を毎日服用してても日常生活が出来ていれば良しとしよう。

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