二木 真希子 偕成社 1996/07 30歳の女用心棒バルサを主人公に、人の世界と精霊の世界を描いたハイファンタジー。

冬休み親子読書感想文で無理やり読まされた・・・。

運命・宿命から逃れられない登場人物達。宿命を受け入れて真正面から生きようとするとってもまじめなお話。

児童文学はやっぱりいいな〜。全く知らなかったのですが、小学生たちのお勧めらしいです。見える世界と見えない世界同時に存在する二つの世界。お祭りのときに昔の伝説になぞらえて踊る踊りには意味があって、「へ〜」って思わせる仕掛けがいっぱい。

なんだか心に引っかかる物があります。一気に読んだのでなんとなくもやもやとしたものが常時ふわふわと頭の中で浮遊しております。

生きるのが辛いので、選んだわけでもない自分の運命を受け入れる主人公や少年がとっても偉く見えてしまいます。

お子様にお勧めです。(お子様たちに進められておいて・・・)

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