大昔だけどちょっと思い出してしまった。
2003年9月16日★プチ同窓会★
卒業以来居酒屋さんで飲む何て事なかったから、本当に簡単にタイムスリップしてしまった。隣で30人ぐらいの大きな、それこそぴちぴち大学生と言う感じの団体さんと同室で、飲み会が始まった時からこちらの席では普通の声で話ができないぐらいの大音響で・・・。折角の10年以上ぶりの顔合わせが台無しにされたと言う気持ちもあったのですが・・・。4人で言葉にはしませんでしたが昔を懐かしむオーラが出てました。一人がぼそっと「俺らがおっさんになったって事やな〜」(私はおばさん!)
でも本当に目の前の仲間は体型や髪型が変わっているのに、全く違和感無く・・・。
夏休み明けに久しぶりに逢った・・・と言うぐらいの照れた感じだけで・・・。
あ〜〜いいな〜。
高知からやってきた彼(長男が小学6年生)は嬉しいのを隠しきれずに・・・なんだか握手したいような触れたいような・・・肩を叩きたいような・・・。(おっさんどうしで・・・)
そわそわしてました。
見ていてとっても可愛くて・・・。
酔うととうとうテーブルの上でハイタッチをしてました。もちろん私とも・・・。
私たちの頃に携帯があったら関係が変わったかもしれないな・・・とつぶやくおっさん(長女が3歳)も一人。
何か思うところがあるのだろうか・・・。
そうだな・・・私たちの時は家の電話しかなかったからな〜。親を通さないと電話もできなかったし。
「どちらさんですか?」「いつまで電話してるの?」「今のはどこの誰なの?」「昨日もかかってきたじゃないの!やめなさい!」・・・今の大学生には判らないストレスが蔓延しておりました(苦笑)。
「今日は、学校の方で、学園祭の準備がありまして、私は今日おでん用の玉子を50玉持ってまして、・・・はい。で、ですね、迎えに来てくれる約束だったのですが○○さんはもうお家をでられたでしょうか?こちらへ寄るような事を仰っていませんでしたか?そうですか・・・もう少し待ってみますね・・・ありがとうございました。失礼します・・・」
なんて電話をしておりました。
だからあちらもこちらもお母さんやお父さんが大学生になっても友達をかなり把握してました。
今はどうなんでしょうか?
息子が今日何をしに行っているのか・・・。
明日から何があるのか・・・。
女友達がいるけどこの子はお友達・・・。
こっちが彼女・・・。
あ、いいこともありましたね、嫌な人からの電話に居留守ができる事。
「いないって言って〜」「出たって言って〜」
いつしか居留守がばれて電話がなくなる・・・。
ストーカーという言葉もなかったですね。
知らない人から今なら絶対ストーカー!って言う電話がかかってきてても・・・あまり深刻ではなかったですね・・・。
「今日はどうして会社にいなかったのさ」
「なんなのよ?あんた一体だれ?」
「あのさ〜笑わないで聞いてくれる?」
「なに?」
「僕のお姉さんになってくれないかな?」
「・・・・ぷっ・・・」
「笑わないでっていったのに・・・」
「・・・きゃはっはは。ごめんごめん・・・。って一体あんただれよ?どこから調べたの」
「いいじゃん」
「よくないわよ!」
「・・・・」
「誰かの弟?」
「誰だと思ってるの?」
「いや、宛はないんだけどね」
「こんどさ〜試験受けるんだ・・・」
「なんの試験? そうだあんたいくつよ?」
・・・・
見知らぬ人とこんな話をしておりました。
今考えると、世の中にストーカー等と言う言葉が出来る前はひどい事件もなかったし、のんびりしてたような気がします。
会社も名前も大学も高校も知られてたし、家の電話から帰宅時間も、営業で出た外出先も知っていて・・・。
いまならきっと警察に言いにいくでしょうね。。。
呑気な時代でした。
どう言えば良いのか・・・
どちらがいいのか・・・判りませんが、今より昔の方が付き合い方が複雑ではなかったのでしょうかね?
いまはどうして人と付き合うのが難しいと感じる人が増えたのでしょうか?そりゃ、居ましたよ、私たちが大学生の頃から、うまく人の輪に入れないとか、入りたくないとか・・・。
でも、つながりが切れてしまって顔も見ないとか、声も掛けないという学生は少なかったのでは無いでしょうか・・・。
田舎だったからかな?
また手に負えないような大きな話にしてしまいました。
これから考えていきたい私の一つの課題です。
子供の為にも。自分の為にも。
コメント